研究室概要

 よく知られたモデル式を適用しても、うまく整理できない。シミュレーションが実験・観察と整合しない。論文を調べても、百家争鳴、諸説紛々としてどれが真実か…。そんな経験はありませんか?

 3D/4Dマテリアル強度評価研究室では、「百聞は一見にしかず」ならぬ「2Dの百見は3D/4Dでの一見にしかず」をキャッチフレーズに、日夜、研究に取り組んでいます。中間的な情報の欠落によるミクロ組織−材料試験−分析計測のかい離や、不確かで時として誤りを含む表面や断面観察(2D)により、これまで材料の最適組織設計や複雑現象の解明に容易にはたどり着けませんでした。われわれは、information-richな3D/4D(3D+時間軸)イメージングを武器に、これらに最短距離でアプローチします。特に、真の4D観察の実現により、物質・生命内部のナノ〜マクロ構造を通して、複雑かつ動的な現象の解明によりダイナミックに迫ることを目指しています。これにより、様々な物質の4D高時間分解能構造を評価する確度の高い実証性とそれと体系的に整合する実画像ベースの論理的推論を特徴とする”3D/4D Materials Science”を実現します。

 ただし、こう書くと、何か特殊で難しい技術の話しに聞こえるかもしれません。しかし、実は材料やプロセスは平凡で昔からあるものでも、先端評価技術で高度なものづくりに変貌させる…。これが一つの理想です。取り扱う材料も、慣用〜先端の構造材料に加えて機能性材料をもその対象とし、金属、セラミックス、ポリマー、複合材料と広い間口を特徴とします。また、先端〜末端技術、学術〜産業を結ぶという意味で、産学官連携や技術指導、産業界の研究者・技術者の教育・育成も積極的に推進しています。

企業研究者・技術者の方へ 大学院入学希望の学生諸君へ