サーモリフレクタンス法による熱物性計測
サーモリフレクタンス法は物体における光の反射率が温度によって変化する現象を利用して,物質の熱伝導率を計測する手法です.これまで薄膜材料の計測に主に用いられてきましたが,流体の熱物性計測や固体に表面にいける液滴の蒸発現象の観測等にも用いられています.
本研究では薄膜の熱伝導率計測に加えて,熱物性値情報の少ない超臨界流体の熱物性計測へ応用も目指しています.
(超臨界流体の研究は,機械工学部門・熱流体物理研究室・迫田直也先生との共同研究)
サーモリフレクタンス法 |
サーモリフレクタンス法の光学系 |
薄膜の熱拡散率計測 |
高圧マクロチャンネルホルダー 耐圧強度 : 約10 MPa |
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