ディーゼルエンジンの噴霧燃焼，特に燃料微粒化過程について調査しています．本研究室ではPIV（粒子画像流束測定法）と呼ばれる手法を用いて，ディーゼル噴霧の形成過程における周囲気体の流動場を可視化し，燃料と雰囲気の混合過程および蒸発過程を調査しています．微粒化の促進のため，今後よりいっそうインジェクタの高圧噴射化が進むと考えられることから，インジェクタの噴射条件がおよぼす影響について調査を進めています．
図1 実験装置
図2 PIV結果