Diesel

噴霧燃焼に関する基礎的な知見を取得することを目的として,単一液滴を対象とした研究は多く実施されてきました.しかしながら,それらの多くは,観察のために液滴を懸垂線上に固定する方式をとっており,したがって液滴は1mm程度の液滴を対象としています.実際の液滴サイズはμmオーダーの微小液滴が構成しているため,両者の液滴サイズには大きな差があります.それゆえに,液滴周りの対流など,実噴霧とは異なる現象が生じてしまう場合があります.そこで,本研究室では,60μm程度の微小液滴を噴射可能なピエゾインジェクタを利用し,それを高温場で蒸発・自発点火させることで,微小液滴の燃焼挙動の取得を行っています.

Fig.1 微小液滴燃焼実験装置
Fig.2 微小液滴(液滴径約60μm)が蒸発していく様子