Soot

対向流バーナーを用いた実験と,OpenFOAMによる数値シミュレーションの両面から,すすの生成メカニズムの解明に取り組んでいます.航空エンジンなどから排出される微粒子状物質(PM:Particulate Matter)を抑制するためには,フィルターによる後処理だけでなく,燃焼過程そのものを適切に制御することが重要です.
本研究室では,対向流バーナーを用いて,すすの前駆体である多環芳香族炭化水素(PAHs:Polycyclic Aromatic Hydrocarbons)の生成挙動を詳細に調べるとともに,その濃度を高精度に予測するためのモデル開発を行っています.さらに,OpenFOAMを独自に拡張し,化学反応とすす粒子の生成・成長といった物理過程を連成して計算できる独自ソルバーの開発にも取り組んでいます.

Fig. 1 対向流バーナー火炎内における,すす輝炎の発光の様子