研究設備

高圧水素ガス中で材料試験を実施できる装置をはじめ、数々の装置を駆使しながら、水素脆化メカニズムの解明を目指しています。学生自ら装置を操作して実験を行うほか、一部の高度な知識と技術を要する装置では、テクニカルスタッフの支援を受けながら実験を行います。

試験装置 観察・分析装置

試験装置

1 MPa水素ガス中疲労試験機(鷺宮製作所)

1 MPa水素ガス中疲労試験機

最高圧力1 MPa,室温 ~ 300℃までの温度範囲の水素ガス環境下で引張試験および疲労試験が可能.荷重容量20 kNおよび50 kNのものをそれぞれ2機所有.


大気中疲労試験機

大気中疲労試験機

疲労試験,疲労き裂進展試験,破壊靭性試験といった,各種材料試験を大気中にて実施可能な試験機.室温の他,-160℃~300℃の幅広い温度にて試験可能な試験機も所有.


ねじり疲労試験機TB10

ねじり疲労試験機TB10

せん断型微小疲労き裂進展試験を高速,低コストで行うために開発した試験機.


観察・分析装置

電界放出型走査電子顕微鏡(FE-SEM)+EBSD

電界放出型走査電子顕微鏡(FE-SEM)+EBSD

数万倍の高倍率で,破壊した試験片の表面などを観察できる顕微鏡.EDXにより観察部の元素を同定できる他,EBSDにより結晶構造を分析できる.


昇温脱離水素分析装置(TDA)

昇温脱離水素分析装置(TDA)

材料の昇温に伴い放出される水素量を測定する装置.


昇温脱離水素分析装置(TDS)

昇温脱離水素分析装置(TDS)

材料の昇温に伴い放出される水素量を測定する装置.




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