更新情報

研究室について

熱輸送現象を原子・電子スケールから考察し,従来の熱輸送技術の壁を超える研究を行っています.MEMS技術や高速度赤外線カメラを用いた検証実験やフォノンやフォトンといった応用物理を導入した理論により熱輸送現象を解明し,その成果を広範囲に工学応用することに挑戦しています.太陽光エネルギーの熱利用や熱エネルギーを電気エネルギーに直接変換する熱電半導体の高効率化など基礎から応用まで幅広く取り組んでいます.また,水素エネルギー社会の知的基盤を確立するために,高圧域の水素のPVTデータの計測,熱伝導率や粘性係数等の熱物性測定,水素タンクの充填計算も行っています.