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研究室について

気液相変化(沸騰・蒸発・凝縮)がかかわる熱輸送および熱力学的諸現象の解明を目指して,実験的・理論的研究を行うとともに,その成果を広範囲に応用する研究開発を行っています.扱う対象のスケールも製鉄プロセスにおける冷却問題,空調用熱交換器の凝縮などのマクロスケールから,マイクロ冷凍機の開発やナノ・マイクロ微細構造による相変化現象の制御などのマイクロ・ナノスケールの現象解明まで広範囲に及びます.また,水素エネルギー社会の知的基盤を確立するために,高圧域の水素のPVTデータの計測,熱伝導率や粘性係数等の熱物性測定も行っています.