九州大学 工学研究院 機械工学部門

弾性力学



学部/修士:学部
科目番号:6272
授業科目名:弾性力学
授業科目区分:専攻教育科目
必修/選択:必修
対象学生:機械工学コース
対象学年:3年
開催学期:前期
開催曜日・時限:金曜・2時限
単位数:
担当教官:村上敬宜 教授
履修条件:材料力学を履修済みまたは履修中のこと.
授業の目的:弾性体に作用する応力とその変形に関する2次元および3次元の基本法則を修得し,それらを応用することにより,多くの発展的問題を解決する工学的センスを養う.
授業の目標:応力・ひずみの性質と,両者の関係「フックの法則」を理解し,その応用方法を修得する.
さらに,弾性力学問題の解法の基礎となる適合条件式,平衡方程式,境界条件,サンブナンの原理を理解し,応力集中の概念の重要性と種々の応用問題の解法,ねじり問題,エネルギー原理の考え方と応用方法を修得する.
授業計画:1.応力の性質(その1:垂直応力,せん断応力)
2.応力の性質(その2:応力変換,主応力)
3.ひずみの性質(その1:2次元,3次元問題におけるひずみ)
4.ひずみの性質(その2:ひずみ変換,主ひずみ,適合条件)
5.応力とひずみの関係(一般化したフックの法則)
6.平衡方程式
7.サンブナンの原理と境界条件
8.中間試験
9.二次元問題と応力集中(その1:平面応力と平面ひずみ,解の性質,応力関数)
10.二次元問題と応力集中(その2:円筒の問題,円孔,だ円孔による応力集中)
11.二次元問題と応力集中(その3:き裂による応力集中,集中力による応力場)
12.一様断面棒のねじり(その1:円形断面棒,閉じた薄肉断面棒のねじり)
13.一様断面棒のねじり(その2:薄膜問題とねじり問題の類似,薄肉開断面棒のねじり)
14.エネルギー原理
授業の進め方:教科書を基本にして講義を行う.
講義の後に毎回精選した小問題を演習として実施する.また,弾性力学を通して工学的センスを養うことができるように,口頭による質疑応答を行う. 
教科書および参考図書等:村上敬宜 著 「弾性力学」 養賢堂 
試験・成績評価等:中間試験と期末試験を行う.
成績評価は,試験の点数80点,演習および講義中の質疑応答の内容に対する評価点20点の合計100点で評価し,60点以上を合格とする.
備考:Kyushu University Elasticity Competitionを毎年7月上旬に開催する.これは,中間試験,期末試験とは異なる九州大学独自の創造力啓発のための傑作問題により弾性力学センスを競うコンペティションである.上位10位者までを表彰する.成績優秀者は期末試験を免除する.他大学の学生の参加もオープン. 





注意:内容についての問い合わせは,担当教官にお願いします.

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